今日は青崩トンネル貫通のニュースを聞いて記事を書いていきます。
私達、浜松市天竜区の住民の主要道路となっている国道152号線。
地図上では長野県上田市から静岡県浜松市までつながっています。
ところがこの国道、国道でありながら車では通れない区間があるんですよ。
そして、こういった国道は日本にいくつかあるようです。
それはマニアの間では 「点線国道」と呼ばれ、「酷道」とも呼ばれているようです。
長野県と静岡県をまたぐ152号線は県境の青崩峠で遮断されており、ここを車で行き来するには青崩峠の隣にある兵越峠の林道を迂回して利用します。
そのような場所にまさかの高速道路、「三遠南信道路」の建設が計画されたんです。
実は飯田市と浜松市をつなぐ道路建設はかなり前から計画されていましたが
1994年に静岡県側の草木トンネルが開通したのち工事が中断されました。
その箇所は日本地図にはこのように記載されていました。
「あまりの崩落の激しさに日本のトンネル技術が敗退」
そう、予想以上の難工事により一時は断念されたのです。
このため草木トンネル付近道路は工事計画が変更され、高速道路から一般道路に格下げされたこれもまた珍しいケースです。
難工事の理由は関東から九州に続いている日本最大の活断層、中央構造線帯に影響を受けるからです。

それは9000万年前に誕生したと言われています。
その一部は長野県、諏訪のあたりから愛知県の豊橋まで続き、さらに、諏訪付近から天竜川の河口まで赤石構造帯(1500万年前)という活断層もあとから重なりました。
その二つの活断層が重なる起点。どうやら水窪という町はそういった厄介な場所にあるようですね。
しかし、ルートを変え、2019年4月から青崩峠トンネル掘削工事がはじまりました。
私達、「よかっつらみさくぼ」ではトンネル見学ツアーを組んで
掘削作業を見学をさせていただきました。
1日に掘り進める距離は短く、危険も伴う大変な工事だということがわかりました。
そして今年、2023年5月26日、青崩峠トンネルがついに貫通したというニュースが流れたのです!

これについては日本の土木工事の勝利ともいわれてSNSなどで注目されています。
開通後の様子がどう変わってくのか楽しみですね。
さらに、青崩峠の歴史についても

そしてトンネル建設にいたるここまでの経緯についても
またの機会に紹介していきたいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
